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垂直スクロールバーを非表示にする

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企画者によっては、クイズ中に、プレイヤーに現在の出題数を知られたくないといういう場合があると思います。 しかし、Excelの場合、画面上に数字でズバリ出題数を表示しなくても、画面右のスクロールバーの位置で、大まかな出題数がわかってしまいます。 Excelでは、スクロールバーを非表示にする設定もできますので、今回はそのやり方を紹介します。 【設定の仕方】 ①「ファイル」タブからオプションを開く 画面上部のタブのうち最も左の「ファイル」タブを選択し、その中から「オプション」を開きます。 ②オプションから「詳細設計」を選び、スクロールバーを非表示にする 詳細設計のメニューのうち「次のブックで作業する時の表示設定」の中に、スクロールバーに関するチェックボックスがあります。 今回は、縦方向にスクロールするバーを非表示にしたいので、「垂直スクロールバーを表示する」のチェックをOFFにします。

「Reach for the Stars」の得点表示

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【2019年1月13日に追記した点については赤文字で表記しています】 ※完成品はDL可能ですが、作り方は現在準備中です。 今年8月に開催される「STU XX」で新たに導入された、SemiFinalのルールの得点表示の作り方を説明します。 ルールは以下の通りです。 ・3セット制の早押しクイズ。各セットの制限時間はそれぞれ12分、10分、8分。 ・各セット、全員「0☆, 0pt.」の状態でスタートする。 ・正解で「☆」を1つ獲得。 ・☆を3つ獲得したプレイヤーが1人発生した時点で、各プレイヤーの得た☆はポイントに交換される。交換レートは以下の通り。  1☆…1pt. / 2☆…2pts. / 3☆…4pts. ・ 6pts.以上を持った状態で☆を3つ集めれば勝ち抜けとなり、そのセットは終了する。 ・誤答は、第1セット…+1×&4回休み / 第2セット…+1×&3回休み / 第3セット…+1×&2回休み。  休み状態はセットをまたがず、セット終了に伴い解除される。 ・3×でそのセットのみ解答権剥奪となる。 ・制限時間によりセット終了となった時点でまだ誰も勝ち抜けていなかった場合、各プレイヤーが持っていた☆を先述のレートに従ってポイントに交換し、ポイントの最も高いプレイヤーが勝ち抜けとなる。同点の場合は1○1×のサドンデスを行う。 「3☆1人抜け」の短期戦が何度も何度も繰り返される形式です。 ポイントを稼ぐだけならば3☆を取る必要はありませんが、勝ち抜けるには、どうしても最後に1回「3☆1抜け」を成功させなければなりません。 それでは、 「m○n休クイズ(固定型)」の得点表示の作り方 の続きから作っていきます。 完成品は こちら です。 「STU XXI」において、以下のルール変更が行われました。 ・セット終了時、ポイント最下位の者は失格となる。 ・勝ち抜け条件:6pts.持った状態で3★獲得→(第1セット:6pts.、第2セット以降:セット開始時の最高得点+6)pts.持った状態で3★獲得 こちらのルールのものも作成いたしました。 さらに、解答者が9枠、シートが3セット分あるので、本番と同じようにプレイすることができます。 完成品は こちら です。 【使い方】 通

Excel得点表示道のサイトをつくりました

https://sites.google.com/view/excelscoredisplay 当ブログの過去の記事をまとめたサイトを作ってみました。 使用したのは「Google Sites」です。 まだ始めたばかりなので、質素な作りとなっていますが、それでも、これまで以上に得点表示Excelの作り方が参照しやすくなったかと思います。

「ポイント換算クイズ」の得点表示の作り方

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以前「ポイント換算クイズ」の作り方をリクエストして頂きましたが、ようやく完成したので投稿いたします。 ポイント換算クイズのルールは以下の通りです。 ・各プレイヤー、「○」「ポイント」の2種類の変数を持っており、どちらも最初は0である。 ・正解すると、○が1つ加算される。そのとき、○をポイントに交換するかどうかを選択する。 「交換しない」を選んだ場合はそのまま次の問題に移るが、「交換する」を選んだ場合は、今まで持っていた○数に応じてポイントが加算され、○数は0に戻り、次の問題に移る。 ・交換によってもらえるポイント数の計算式は様々なバリエーションが考えられるが、ほとんどの場合は「交換する○の数が多いほど、もらえるポイントが加速度的に多くなる式」である。 (例) ○の数の2乗 1○=1p、2○=4p、3○=9p、4○=16p… 三角数 1○=1p、2○=3p(=1+2)、3○=6p(=1+2+3)、4○=10p(=1+2+3+4)… ※n○のときに交換されるポイントは、n(n+1)/2で求められる。 ・誤答すると、そのときに持っていた○数を全て没収される。 それ以外にも「3回で失格」や「0○時の誤答はN回休み」などのルールを付け加えてもよい。 ・ポイントが規定値に達したプレイヤーから勝ち抜けとなる。 ・限定問題数に達して試合終了となった場合、残りのプレイヤーの順位はポイントの多さで判定する。 終了時点で持っていた○はポイントに交換されない。 ○を貯めれば貯めるほど大逆転が狙えますが、1回の誤答で全てを失ってしまうという、なかなかスリリングなルールですね。 今回は、「交換→+(○の数の2乗)p」「誤答罰→3回で失格」「20p勝抜け」のルールで作っていきたいと思います。 基本⑤ の続きから作っていきます。 完成品は こちら です。 【作り方】 ①「○数表示行」を追加する ポイントと×数の間に○数表示行を追加します。 図1において、各行の文字の大きさは次の通りです。 ポイント…84 ○数…48 ×数…62 ②正誤スルー入力セルに「交換入力列」を追加する 通常は、1問ごとに入力する行は、プレイヤー数だけ用意された「正誤入力列」とその右の「スルー入力列」で構成されていましたが、このルールに限り、さら

『プレAQL全国大会』の得点表示を担当しました

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【2019年6月22日 追記】 AQL2018(2019年3月16日開催)で使用した得点表示を配布いたします。 こちら からどうぞ。 2018年3月17日(土)に開催された、全国的クイズ大会「 プレAQL 全国大会」にて使用する得点表示を制作いたしました。 この大会で採用されているルールは「10by10by10 mini」というルールで、2つのチームが5つの早押しボタンを持ち、相手チームよりも先に、各ボタンのポイントの積が200以上に到達すれば勝利、というルールです。 詳細はこちらを御覧ください。 https://quiz-schedule.info/aql/html/AQLofficial.html 制作する上で重要視した点をざっと挙げてみます。 とにかく得点・状態が目立つようにした フォントは「Impact」を使用。 「どのチームとどのチームが戦っていて、何対何なのか」ということが一目で全観客(プレイヤー含む)に分かるようにした。 また、誤答数は得点とは別の行の欄に「×」の字で表示した。 この形式は比較的誤答に厳しいルールなので、誤答の発生は珍しいことである。よって、デフォルトでは誤答に関するマークは一切表示しないことにした。 さらに、各ボタンの「状態」はセルの色で表現した。 黄色:リーチ状態(そのボタンで次に1問正解すれば勝利) 黒:封鎖状態(そのボタンで解答できない状態) 出場チームの出身リーグ・通過順位を表示した 全国大会という場は、「日本各地のリーグから勝ち上がってきたチームが一堂に集う場所」であるので、予選の存在を画面から匂わせる必要があると考えた。 そのため、各チームの出身リーグおよび順位を表示した。各リーグには色が決まっていたため、それもきちんと反映した。 作者の個人的な趣味が出ないようなデザインにした この大会は「皆で作る大会」と銘打っている通り、「みんなのもの、公共のもの」という性格が強い。 よって、フォントにおいて、(見やすさ以外の観点での)自分の個人的な好みを極力排した (つもりですが…)。 プレイヤーが座席を立っても数字が隠れないよう、画面の下部に情報を載せないようにした これは大会長から途中で提案されたものであるが、部屋のメイン画面の高さの関係上、背の