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10月 22, 2017の投稿を表示しています

【参加者管理⑦】3R勝者集計まで

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前回: 【参加者管理⑥】コース別ラウンドの参加コースを振り分ける 3Rのコース分けまでが終わりました。 続いて、3Rも2R同様に勝者集計ができるようにしてあげましょう。 今回の記事で行うステップは、過去の回でやったことの繰り返しがメインです。 今回までの完成品は こちら です。 【作り方】 ①3Rの得点表示に参加者の名前を表示させる 【参加者管理④】の復習です。 この回のステップは以下の通りです。 [1]各Rの席順および勝ち抜け者を表示するテーブルを作る 既に作っているのでスキップ。 [2]3 Rの席順テーブルに参加者を配置する 前回の記事で行いましたので、これもスキップ。 今回の記事で行うのはここから↓です。 [3]3Rの得点表示シートに、席順テーブルに入力した順に参加者・ペーパー順位を表示する 順位を表示する行を追加したことにより、倍率100%で表示した際、正誤を入力する領域が下に追いやられてしまいます。 得点表示行の文字の大きさと幅を小さくして、画面下に少しでも正誤入力セルが見えるように調節してください。 ②3Rの得点表示で勝者集計をする 続いては 【参加者管理⑤】 の復習ですね。 この回のステップは以下の通りです。 [1]得点・誤答記録テーブルを作る このテーブルの存在目的は、全問題が出題される前に勝ち抜け者が現れた場合に、そのことを「勝者記録テーブル」に反映させるために作るものです。 そうなると、実は誤答記録テーブルはホントは必要ないのではないか?という疑問が湧いてきますが、のちのちそれを活用する方法も紹介しますので、一応作っておきましょう。 なお、ルールによっては、すでに得点テーブルが作られている場合もあります。今回の例ですと、Aコースの「アップダウン」のみそれに該当します。 ですから、他の3コース、「5by5」「5○5休」「5○5×」では、新たに得点・誤答記録テーブルを作っておく必要があります。 ※5○5休では「休み数テーブル」を作っていますが、これは勝抜けとは関係ないものです。きちんと得点テーブルを作ってください。 また、アップダウンについても一つ修正点があります。 アップダウンの回 で紹介したシートでは、まだ出題されてない列において、得

【参加者管理⑥】コース別ラウンドの参加コースを振り分ける

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前回: 【参加者管理⑤】各Rの勝者を集計する 前回で2Rまでは完成しました。 次は、1Rシード+2Rの勝者を3Rの各コースに振り分けていきます。 ここで、「コース別クイズ」の説明を一応しておきます。 これは、4~5個程度の異なるルールを設け、その時点で勝ち残っている参加者を各コースに分割して試合を行い、勝ち抜け者を決定するというものです。 多くの大会では、第1ラウンドのペーパークイズ、第2ラウンドのシンプルなm○n×クイズを経て、第3ラウンドにコース別が行われることが多いです。 参加コースは、多くの場合、1Rのペーパークイズにて、解答用紙に参加希望を書き(例:コースが4つある場合、a→d→b→cのように書く。このときaコースがその人の最も参加したいコースで、その次に参加したいコースがdコース…)、ペーパークイズの上位順に高い希望コースが通る、というシステムです。上位から希望コースを決めていき、あるコースが途中で定員に達してしまった場合は、もうこれ以上そのコースの希望は通らず、次に希望度の高いコースが定員かどうかをチェックする、というわけです。 この各参加者の参加コースをExcelに処理してもらおう、というのが今回のねらいです。 ペーパークイズの答案を採点し終わり、点数とコース別希望をExcelに入力すれば、自動的に各参加者の参加するコースが出力されるようにします。 それでは前回の続きから作っていきたいと思います。 今回までの完成品は こちら です。 【作り方】 ①シード選手らの「2R通過順位列」に適当に文字を入れる まず下準備として、12人のシード選手の2R通過順位列の部分に、何かの文字を入力します。ここでは全部1を入力しました。 これは、次のステップで、数式上、シード選手と2R勝者を統一的に扱うためです。 ②「3R参加組列」に数式を入力し、各選手の参加コースを表示する いよいよ、各選手の参加組を決定していきます。 まず、ペーパークイズ1位の選手は必ず第1希望に選択したコースに参加できます。 したがって、J3セルには以下の数式を入力します。 =D3 第1希望のコースそのままを参照すればいいですね。 続いて、2位以下の選手の参加コースです。 J4セルに以下の数式を入力し、J62セルまでオートフ